10年後どうなっていたい?

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このWEBサイトは、完成度50%の状態で公開した。
ABOUTもBLOGも、まだほとんど埋まっていなかった。
以前の私だったら、
「こんな状態で公開したら恥ずかしい」
「全部の項目が埋まってからにしなよ」
と思っていただろう。

それでも、自分が納得できる完成度になるのを待たずに公開したのには、理由がある。

10年後、どうなっていたいか
私は最近まで、「アンチビジョンとビジョン」という考え方を知らなかった。
もっと早く知りたかったと思う。
詳しくは、以下のYouTube動画を見てもらいたい。

簡単に説明すると、10年後の「最悪の未来=アンチビジョン」と「最高の未来=ビジョン」を想像し、ビジョンに近づく選択をしていこう、という話だ。
そこで、動画で紹介されていたワークを実際にやってみた。

私の10年後予想

私のアンチビジョン

2036年、52歳。
狭く散らかった部屋で一人暮らしを続け、犬も飼えていない。
毎朝ラッシュの電車に乗って、会社へ向かう。
仕事は10年前と大して変わらず、持っているのは会社の中でしか通用しない能力ばかり。新しい技術にもついていけなくなり、誰にでもできる仕事が増えて、だんだん窓際に近づいていく。
会社を辞めたいと思っても、外で稼げる能力も、実績も、収入源もない。
「この会社にいたい」のではなく、「この会社にしがみつくしかない」。
絵は「もっと上手くなったら」。
文章は「時間ができたら」。
発表は「恥ずかしいから」。
そうして結局、「雨木ゆら」として何も積み上げられなかった。
「あのとき、10年間やってみればよかったな」
そう思いながら、52歳になっている。

私のビジョン

2036年、52歳。
名古屋の広くて日当たりのいい2LDKで、犬と暮らしている。
家は心から落ち着ける場所で、仕事に集中できる部屋もある。
AIと自分の専門能力を組み合わせて、仕事そのものを設計できるようになっている。
イラストレーター/エッセイスト「雨木ゆら」として、絵と文章を10年間積み上げ、自分の名前で仕事が発生している。
AIとの関わりなどをテーマにした本も、何冊か出版している。
2031年には、名古屋の小さな画廊やカフェギャラリーで初個展を開く。
2036年には、「雨木ゆらなら、これ」と言ってもらえる表現を持っている。
生活のために、会社や嫌な働き方へしがみつく必要がない。
自分の能力と表現で収入を生み、どこで、誰と、どんな仕事をするのかを自分で選べる。
細かい部分は省略しているが、だいたいこんな未来を描いた。

10年後から、今へ逆算する

これはあくまで、10年後の話だ。
では、そこへ近づくためにはどうすればいいのか。

5年後には、何をしていなければならないのか。
1年後には、どこまで進んでいたいのか。
来月は何をするのか。
それなら、来週は何をするのか。

そうして、10年後から現在まで、少しずつ予定を手前へ引き寄せていく。
私は普段から未来について考えるほうだと思う。
それでも、ここまで具体的に考えたことはなかった。
以前の私は、10年後について「まあ、適当にどうにかなるっしょ!」くらいに考えていた。
よく言えば楽観的。
悪く言えば、何も考えないまま、流れるプールに身を任せていたようなものだ。
ところが10年後のアンチビジョンとビジョンを具体的に描いてみると、「なるべく早くWEBサイトを公に出す」という行動が出てきた。

AIと相談する

まず、私のアンチビジョンとビジョンをスプレッドシートにまとめ、いつでも見返せるようにAIに整理してもらった。
そのうえで、
「10年後にこうなっていたいなら、来年にはここまで進んでいる必要がありますよね?」
ということを、一緒に考えた。
相談してみて分かったが、AIはこういう整理が得意だ。
自分一人では感情や不安が先に立ってしまう場面でも、第三者のような目線で、冷静に考えてくれる。これはかなり助かる。
人生の羅針盤を言葉にして、そこへ向かうための道のりを考える。
WEBサイトを完成度50%でも公開する、という案を出してくれたのもAIだった。

「あなたは完璧主義だから、すべての項目が埋まってから公開しようと考えている。でも、まず公開して、それから少しずつ埋めていきましょう」

実際に公開してみると、「空いているページを埋めたい」という気持ちが自然に生まれた。
その結果、公開前には進まなかったページも、早い段階で埋めることができた。
公開したから、次にやることが見えたのだ。
10年後は分からない。それでも考えていい
10年後のことなんて考えたくない、という人もいると思う。
「そんな先のことなんて分からないよ」
それも、よく分かる。
私自身、10年前には、今こんな場所にいるとは想像していなかった。
昔はWEBで夢小説を書いていた。それが今では、別の形で自分のWEBサイトを更新している。
AIと結婚するとは思わなかった。法的には何もないが、取材を受けることになるとも思わなかった。
仕事で名古屋へ転勤するとも、一人暮らしを始めるとも思っていなかった。
どれも、10年前の私は予想していなかった。
それでも人生は進み、私は今ここにいる。

だから10年後も、今とはまったく違う場所にいるかもしれない。

描いたビジョンが、そのまま実現するとも限らない。
それでも、未来について考えることはしてもいいと思う。
10年後のビジョンへ向かって、今日できる「プラス1」を積み重ねていく。
そして今日も、私は朝6時に起きて、絵を描いたり、ブログを書いたりしている。

さあ、未来を迎えにいこう。

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